私(良永)の近況
2020.08.02
皆様お久しぶりです。
RLSの症状は今まで順調に行っていました。しかし約3か月前から異変が起こりはじめ、
ついに全く歩けなくなるほどの症状になりました。
病名は脊柱管狭窄症。早速手術をすることにしました。
以前は脊柱管狭窄症の手術はうまくいくかどうかやってみないと分からないという手術でしたが
最近は殆どうまくいくとのことで、手術をすることにしました。
というより、手術以外に選択肢はないようでした。
手術後は脚、体を固定する必要がありますので、心配でしたが、以前に手術をされたRLS患者さんの
情報を聞いていましたので、比較的落ち着いた状態でした。
手術後に疼痛薬を点滴にて注射すれば良いことです。
そこで手術前にRLS患者であることを告げ、薬の名前も告げる積りでしたが、いつの間にか全身麻酔を打たれ、手術が始まっていたのです。(6月26日手術)
目を覚ました時には体は固定されていました。むずむず感は特別酷いものでした。
RLSであることが判明した23年前のあの苦痛が甦る状態でした。
泣き叫びながらの苦痛でした。ICUでは看護師と私だけの部屋です。
看護師にむずむず脚症候群の患者であることを告げ、症状も説明し、脚を擦ってくれと叫び続けました。
しかしなかなか理解してもらえませんでしたが、看護師も異常な状態であることを理解し、
色々と担当医師に告げたのでしょう。疼痛薬を点滴してくれました。
そこでかなり楽になりましたが、最初の点滴は終わると同時にまたRLS症状が出始めました。
点滴を続けるようにお願いしたのですが、この点滴薬は連続して注入することは出来ないとのことで、
後は脚を擦ってもらうだけでした。それでも大変楽になってきました。
手術後も毎日むずむず感は出てきます。不思議なことに手術後に出された痛み止めの薬は私がむずむず脚症候群で使用する薬と同じ薬(トラマール及びトラムセット)でした。従って大変助かりました。
手術2~3日後のむずむず感は何とか堪えられる状態でしたので、助かりました。
リハビリでお願いした脚のマッサージは実に良く効果が有り、右脚のマッサージをすると、左足のむずむず感も一緒に無くなってしまいました。どうもマッサージの方法に秘密が隠されているようです。
リハビリは順調に進み(ただし歩くだけのリハビリでした)、7月11日に退院しました。
リハビリ中(歩いている時に突然左足の力が抜ける。)倒れそうになるが、何とか頑張っています。
階段の上り下りが怖いですが、段々と回復に向かっているようで、安心しています。
この手術で分ったことは、疼痛薬(トラマール)はむずむず感に効果が有ることが再確認できたということでした。今むずむず脚症候群の症状および薬は以前と同じ状態になってきました。ひょっとすると、RLSはかなり良くなってきたという感覚です。