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【闘病記】脚の拘束を受けて

2018.04.2

脚の拘束を受けて

2018222

 

秋山 満子

 

 

私はムズムズ脚症候群の患者であり、症状としては脚を動かしたくなる

病気です。現在は薬の服用でほぼ症状を抑えることに成功していました。

ところがある日、原因不明の大腿骨骨頭頸部骨折をし、

大腿骨頭部置換手術を受けることになりました。

担当医師に「ムズムズ脚症候群」である旨告げ、薬についても

十分医説明を致して、手術に入りました。

手術は3時間に及び、正午に終了しました。

術後、脱臼を防ぐため、両足は装具に固定せざるを得ません。

ウトウトと時が過ぎましたが、ムズムズの発作は夕方6時に

突然襲ってきました。その苦しみは拷問に例えられますが、

拷問どころではなく、縛られて業火で焼かれる苦しみでした。

私は悲鳴を上げ、ウォンウォン大泣きし大騒動となりました。

Dr.が集まって来られ、「睡眠薬・・・、鎮静剤・・・」の言葉が

聞こえましたので、「それはダメ! 頭と体がバラバラになって

しまうから!」と、拒絶しました。

しかし拘束を解くことはできず、発作が来ると喚き続け、

収まっている時は子供のように声を上げて大泣きしていました。

 後で娘から聞いたのですが、精神神経科のDr.も駆けつけ、

Dr.3人で相談の上、点滴の中に何かの薬を混入したそうです。

その後、20分で魔法がかかったようにコトンと眠りに落ちたそうです。

1時間ほどで目をさまし、冷めてしまった夕食(流動食)を機嫌よく

食べ、又、寝たそうです。

ナースステーションに運ばれ、その夜はそこで見守られつつ

朝を迎えたと聞きました。

翌朝、拘束から解放され、クッションで固定されましたが

苦しみはなく静かにしていることができました。

私が大騒動している時に点滴に投入された薬に救われました。

その後はいつものRLS用の薬で毎日を良好に過ごしております。

会員の皆様も、いつこのような事態に陥らないとも限りません。

参考になるかもしれませんので、拘束時に投入された薬を記しておきます。

薬の名前

・ソセゴン(解熱鎮痛消炎剤)とアタラックスP(鎮静剤と皮膚掻痒症と

いった痒みを抑える薬)の2種類です。

これらの薬なくしては、私は発狂死、又は心臓発作で死んでいたかも

しれません。言葉に尽くせない苦しみでした。Dr.と薬に感謝しております。

以上、私からのご報告です。

 

事務局追記

RLSの患者が何らかの理由で拘束を受けることがあります。その際にDr、にRLS患者であることを示し、可能な限り拘束を避けるようお願いする文書を作成しています。

ご希望者には配布いたしますので、申し込んでください。