むずむず脚症候群(RLS)

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オーグメンテーションのその後

2019.04.26

私のその後の症状
 一昨年私はオーグメンテーションを経験しました。その様子は昨年詳しく会報に記載していますので、その後の経過を記述します。

1:2018年3月:ビ・シフロール(0.125mg )3錠  + トラマール又はトラムセット
  効果:抜群
2:2019年3月:効果:減退
  対策:ビ・シフロール4錠に増量 + トラマール又はトラムセット
  効果:抜群
  参考:ビ・シフロール3錠の時、睡眠は十分には摂れないが、テレビの前でしか寝られない状態である。
     しかし、日中に腰が痛み、椅子に座ることも難儀する状態になる。
     立ったままパソコンに向かうが、とてもじっとしておれない状態になる。
     しかし、ビ・シフロール4錠にするとぐっすり寝られるし、日中に腰が痛くなることはない。
3:2019年6月
  ビ・シフロール3錠に減量+トラマール1錠+抑肝散1袋
  効果:抜群
  参考:時には効果が無い場合が発生し、日中に腰が痛くなり、むずむず症状が出るが、
     痛み止めの薬(ロキソニンテープ)を貼って対応している。ビ・シフロールを4錠服用すればこのような事は発生しない。
  副作用:トラマールによる副作用
      便秘症状が出る。対策として、ヨーデルS錠(1~2錠)服用
  注意:なお、トラマール(非オピオイド鎮痛剤)のデータをインターネットで確認してください。
     飲み合わせなど併用禁止・注意の処方薬がありますので、必ず確認してください。
     https://for-guests.com/tramadol-6753/ 及び https://for-guests.com/tramadol-6753/

オーグメンテーションの意味について
 先日うっかりしていてビ・シフロールが全く無くなっていることに気が付いた。
薬箱を覗いてみると、22年前に服用していたドミンが出てきた。
そこで当時1錠(0.4㎎)を服用していたので、同じ1錠を服用した。結果は十分効果があり、ぐっすり寝ることが出来た。22年前と同じ薬の量で寝ることが出来たのである。これは何を意味するのでしょうか? そう、私のRLS症状はこの22年の間、悪化していないことが証明されたのである。この間ビ・シフロールは4錠でも効果の無かった時期がある。5錠、6錠でも効果がなかった時がある。しかし、ドミンの服用で確認出来たことは、22年の間、症状は全く悪化していないことである。多くの患者がビ・シフロールを増量しているが、症状悪化ではなく、耐性増大による増量となっているのである。ビ・シフロールの薬に対する耐性が出来た為に薬を増量せざるを得なくなったのである。
 従ってオーグメンテーションには二つの意味があると思われる。
一つは、耐性ができて増量しなければならない。増量すれば症状は安定する。
すなわち「耐性増大」である。この場合は増量しても問題ない。ただし、最大何錠までが許されるか、問題である。最大1.375㎎を服用し、症状も安定している患者もいることが分かっているが、個人個人の許容範囲はあるのではないだろうか。
 二つは、増量しても効果がなければ「症状悪化」ととらまえて、増量でない別の対策
(例えばトラマールなどの痛み止めを併用して対策することである。)

将来の私の症状予測
 恐らくビ・シフロールを服用している限り、耐性が増大し、増量しなければならない症状になると思われる。薬を服用初めて22年間、症状悪化はなかったことがドミンのお陰で証明された。あと何年生きるか分からないが、このままの症状が続くことを願っている。
 また、レキップに関するオーグメンテーションのデータが、欧米においても殆ど無い。機会があればこの薬を試してみたいと思っている。


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